PROGRAM
久留米大学医療センター総合診療専門研修
プログラム(後期研修)
久留米大学医療センター(以下、医療センター)総合診療科へようこそ!
当科は2016年4月に誕生しました。当初は1人体制で始まりましたが、2017年には指導医1名・専攻医3名が加わり5人体制となり、2018年には指導医1名・専攻医2名が加わり、現在は8人で活動しています。
久留米市は福岡県内で福岡市、北九州市に次ぐ3番目に人口の多い都市です。博多駅から新幹線で15分、福岡空港から高速バスで50分と交通アクセスは抜群です。久留米大学には久留米大学病院(1025床)と医療センター(250床)の2つの附属病院が約7Kmの範囲内にあります。医療センターは大学病院として高度医療を提供することに加えて、地域住民が受診しやすい地域に開かれた特徴を有することから、大学病院と市中病院の2つの機能を兼ねた病院となっています。総合診療科は医療センターで診療を行っており、社会的に複雑な症例や診断が難しい症例だけではなく風邪や頭痛、めまい、しびれなどのコモンディジーズまで幅広く診療を行っており、必要に応じて病棟での入院治療や大学病院との連携も行なっています。
当プログラム研修では3年間で医療センターでの研修や筑後地域の市中病院(総合Ⅱ)とクリニック(総合Ⅰ)で診療を行い、地域を一つの単位として考えていただくことを大切にしています。そのため、義務化されている過疎地での研修も筑後地域にて行うため、全ての研修先が車で1時間以内に通勤できる距離にあり、プログラム研修中に引越しなど移動する必要はありません。福岡市からも通勤できます!
現在の専攻医メンバーは生粋の総合診療医、外科や形成外科からのキャリアチェンジなど十人十色です。個々の専攻医のニーズに応じて総合診療を専攻する以前の各専門科のスキルを維持するための研修スケジュールを組んだり、勤務時間に配慮したりしてライフスタイル・家庭(子育て中の医師など)に合わせた、働きやすい環境づくりを意識的に行なっています。
当プログラムには家庭医療専門医がすでに6名おり、個々に合わせた診療サポートや診療後の振り返り、月1回のレジデントディを通じて常に自分の診療を振り返る習慣を身につけ、「自己流」の診察や知識に走ることがないように配慮されています。我々と一緒に総合診療医としての第一歩を踏み出しましょう!